金属触媒
銅触媒活性炭
- 品番
- CU

悪臭・菌を銅パワーで分解
本製品は、銅イオンを活性化させることで消臭および抗菌効果を発揮する触媒活性炭です。高品質のヤシ殼活性炭に銅をナノ粒子状態で担持させ、空気や水中の酸素を活性化して悪臭物質の低減や微生物の死滅を促進します。銅は地球上に豊富で毒性も低いため、安全性に優れ、環境にも優しい製品です。
特長
- 消臭作用
- 銅イオンは空気や水中の酸素を活性化し悪臭物質を効率的に分解します。特にアンモニア、硫化水素、アセトアルデヒドなどの悪臭物質を効果的に除去し、消臭効果が長期間持続します。
- 高効率
- 高品質ヤシ殼活性炭に銅をナノ粒子状態で担持することで、銅の触媒効果を最大化し反応効率が向上します。これにより、少量でも高い効果を発揮し消臭および抗菌作用が強化されます。
- 持続的な効果
- 銅触媒活性炭は長期間安定した効果を提供レ交換頻度が少なくメンテナンスも簡便です。消臭および抗菌効果が持続するため、長期的に環境を清潔に保つことができます。
用途
N02(亜硝酸ガス)やH2S (硫化水素)の除去
銅触媒活性炭は、N02やH2Sの除去性能が優れており、特にこれらの有害ガスの低減に効果的です。
悪臭の除去や衛生管理
空気中の悪臭物質や水中の微生物を効率的に処理し清潔で快適な環境を維持するために使用されます。
品質仕様(分析例)
形状 | 粒状 |
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BET表面積 | 185.3㎡/g |
硬度 | 97% |
粒度(MESH) | 20x50 |
充填密度 | 0.62g/㎤ |
灰分 | 2.4% |
触媒 | 銅 |
乾燥減量 | 8.8% |
最低ロット | 100kg〜 |
抗菌性能
試験機関 | 地方独立行政法人 大阪産業技術研究所 |
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試験方法 | JIS L 1902-2015 付属書JA(規程)定性試験(ハロー法)を参考 |
試験に用いた細菌 | 1)黄色ブドウ球菌: Staphylococcus aureus NBRC12732 2)カンジダ菌: Candida albicans NBRC1594 |
試験結果
1)黄色ブドウ球菌
初発菌数:約5×106cfu/mL
発育阻止帯の有無(幅):有(5.9㎜)

37℃で24時間放置後の写真
2)カンジダ菌
初発菌数:約5×106cfu/mL
発育阻止帯の有無(幅):有(2.6㎜)

27℃で24時間放置後の写真