SDGsペレット炭(床下臭気用)
- 品番
- SDG-7
冠水・床下浸水後に残る複合臭気を吸着・低減
台風・豪雨・河川氾濫などによる床下浸水後は、洗浄・乾燥を行っても、不快な臭いが残ることがあります。SDG-7は、木質バイオマス由来のバイオ炭を基材に無機多孔質材を配合した、ペレット状の床下用吸着材です。床下に残留するさまざまな臭気成分を吸着・低減し、水害復旧工事における「仕上げの臭気対策」としてご使用いただけます。
なぜ洗浄・乾燥後も床下に臭いが残るの?
冠水した床下には、泥や土砂とともに有機物や生活排水などが入り込みます。排水・洗浄後も細かな汚れが残ると、乾燥・分解する過程で臭気が発生することがあります。また、床下は換気しにくく湿気がこもりやすいため、カビ臭・汚泥臭・腐敗臭・下水系臭などが残る場合があります。水害復旧では、汚泥やゴミを除去・洗浄し、十分に乾燥させたうえで、残った臭気への対策を行うことが大切です。
特長
- 複合的な床下臭気を吸着・低減
- バイオ炭と無機多孔質材の吸着特性により、床下に残るさまざまな臭気成分を吸着・低減します。アンモニア、硫化水素、メチルメルカプタン、酢酸など、性質の異なるガスに対する除去性能を確認しています。
- 「残留臭対策」と「調湿」をひとつに
- 臭気を吸着するとともに吸放湿性能を備え、床下の湿度変動を整える調湿材としても使用できます。
- ペレット形状で施工しやすい
- 4mmのペレット状で、見かけ密度は約0.44g/cc。粉体に比べて粉立ちを抑えやすく、搬入・施工が容易です。
- 燃えにくく、床下で使いやすい
- バイオ炭と無機多孔質材を主体とした材料で、床下に長期間敷設する用途にも配慮しています。
- バイオ炭を活用した環境配慮型資材
- 木質バイオマス由来のバイオ炭を有効活用。炭素材を住宅環境改善資材として再利用することで、資源循環と環境負荷低減に貢献します。
ガス除去試験結果
| 比較項目 | 対象ガス | 初発濃度 | 1時間後 | 除去率 |
|---|---|---|---|---|
| 複合臭気 | アンモニア | 100 ppm | 1 ppm未満 | 99%以上 |
| アンモニア | 硫化水素 | 10 ppm | 1 ppm未満 | 99%以上 |
| 硫化水素 | メチルメルカプタン | 17 ppm | 1 ppm未満 | 99%以上 |
| メチルメルカプタン | トリメチルアミン | 70 ppm | 3.5 ppm | 95% |
| トリメチルアミン | 酢酸 | 50 ppm | 1 ppm未満 | 99%以上 |
| 酢酸 | トルエン(VOC) | 50 ppm | 1 ppm未満 | 99%以上 |
| トルエン(VOC) | ホルムアルデヒド | 5 ppm | 1 ppm未満 | 99%以上 |
SDG-7は、性質の異なる複数のガスに対する除去性能を確認しています。床下浸水後に発生する複合的な残留臭気への対策を目的として使用できます。
※試験条件下での測定値であり、実際の使用環境における性能を保証するものではありません。
一般的な床下用ゼオライトとの違い
一般的な床下用ゼオライトが主に調湿を目的として使用されるのに対し、SDG-7は調湿機能に加え、さまざまな臭気成分の吸着・低減を重視した床下用資材です。
主な用途
- 冠水・床下浸水後の残留臭対策
- カビ臭・汚泥臭・土臭・こもり臭などの床下臭気対策
- 水害復旧工事後の仕上げ
- リフォーム・改修時の床下環境改善
- 旧家・空き家の床下臭気・湿気対策
- 一般住宅の床下調湿・脱臭
内容量・施工量
内容物: バイオ炭・焼成無機多孔質材
内容量: 約15kg(30L)/袋
標準施工面積: 1袋あたり 約1坪
使用方法
水害復旧時の施工方法
排水 → 汚泥・ゴミ除去 → 洗浄 → 必要に応じて消毒 → 送風・十分な乾燥 → SDG-7施工
床下の汚泥やゴミを取り除き、洗浄後、十分に乾燥させます。土間が土の場合や地面からの湿気が多い場合は、PEシートを先に敷設し、その上にSDG-7を床面全体へ均等に敷き込みます。
データ資料
実際の性能は使用条件により異なります。
商業用途前に評価試験を推奨します。